ヘデのおうちストーリー

旦那様はせっかちにも千の風となり、子育ても卒業したヘデが2015年10月に平屋を建て替えました。その成り行きと現在の生活雑記を綴ります。ブログ超初心者です。

別荘公開レポート

台風に続いて、地震の被害と、一体どうなっているのでしょうか。( ̄□ ̄;)
被災された方々を思うと、胸が痛みます。
なのに、こんな記事をあげるのは不謹慎とは思うのですが、お許しください。


まだまだしつこく、夏の思い出レポートです。
よろしかったら、お付き合いください。
どこに行ってもやっぱりお家を見るのが好きなへでです。
今回は別荘です。
昭和3年にイタリア大使館の別荘として建てられ、
平成9年まで使われたものを整備して公開しているものです。
標高1270m、湖に面して建てられています。

内外装を杉の皮張りで仕上げていて、周りの風景に溶け込んでいます。
湖からの湿気は大丈夫なんでしょうか?
へでが行ったときには、外装を修理していました。f^_^;


間取り図です。

1階はパブリックスペース、2階はプライバシースペースです。
図では上が北で、湖に面しています。
避暑地なので、熱い陽射しを避けた間取りなのでしょうか?
2階の休憩室です。この部屋だけが南向きです。

木々に囲まれていて、直射日光が当たらないようになっています。
1番小さな部屋ですが、一人で過ごすのには、ぴったりのお部屋です。

こちらが湖に面している広縁です。
北向きですが、開口部が大きいので、明るいです。
それでいて、直射日光は入らない夏仕様です。
湖が一望できます。
広縁からベランダに出て、さらに降りて行くと湖になります。
船着場もありました。


1階のパブリックスペースの居間、食堂、書斎です。

間取り図でも分かるように、仕切り無しの大空間です。
開放感満点です。(-^〇^-)
木造でもこんなに広い空間が作れるのですね!
これにはびっくりしました。(^.^)
1階部分では、見学者は自由にソファや椅子に座れます。
休憩室では、飲み物やクッキーを買うことができます。
様々な杉の皮張りの模様をイタリア製生地のソファーに寛ぎながら見ました。


2階の寝室です。

建具も杉板です。壁紙を一切使っていません。
じゅうたん、カーテン、寝具、チェストが雰囲気を和らげています。
へでのイタリアのイメージとは異なるシンプルな空間です。


この地は明治中頃から昭和初期にかけて、多くの外国人別荘が建てられたそうです。
国際避暑地というのでしょうね。
今ほどではなくても、日本の高温多湿な夏は、外国人には堪えたことでしょうね。
エアコンなしでは、耐えられなかったことでしょう。
標高が高くて涼しい、豊かな自然環境の中での避暑地生活がしのばれます。


一般庶民とは隔絶した世界です。(^^;)


この夏は、仕事に忙しいムスメが旅行日程が十分取れない埋め合わせに
コンパクトでプチ奮発した旅行を計画してくれました。
日頃は夜討ち朝駆け状態のムスメにハラハラしていますが、
こうして毎年旅行に連れ出してくれるムスメに感謝です。
今年は、太っ腹にも旅行費用は全額出してくれました。
義父母、実母が元気でいてくれたことにも感謝です。


被災地に救援が届き、復旧が進むことをお祈りします。
へでもできることをしたいと思います。

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