ヘデのおうちストーリー

旦那様はせっかちにも千の風となり、子育ても卒業したヘデが2015年10月に平屋を建て替えました。その成り行きと現在の生活雑記を綴ります。ブログ超初心者です。

母の家のリフォーム

へでの母は数年前に転んで入院しました。
敷地内同居している兄夫婦はフルタイムで働いています。
退院して家に戻っても、日中は一人で過ごさなければいけません。
それは不安ということで、施設でお世話になっています。
月に2度は、2泊3日で家に戻って過ごしています。
今の施設は2つ目になります。


このコロナ感染の影響で、外泊、面会はできなくなってしまいました。
でも母は携帯電話を使って、リクエストすることができるので
兄やへでが持って行き、職員の方に渡すようにしています。
時には長電話にも付き合うようにしています。(^.^)


母の家は、それまで住んでいた家の隣に隠居部屋として父が建てたものです。
「ザ・昭和の家」です。
耐震に問題があるとして、この度兄が耐震工事に踏み切りました。
兄は家(結婚するまで兄は両親とそこに住んでいました。)を大和ハウスさんで建て替えをしました。
その後のリフォームも全て大和ハウスさんに頼みました。
ということで、今回の母の家のリフォームも大和ハウスさんにお願いしました。
耐震ということで、下の図の色がついているところを補強したそうです。

図で見ると簡単そうですが、
工事となると壁や床を引っぺがすので工期は1ヶ月近くかかりました。

2階の座敷部分の補強は、こんな風になりました。

全てをやりかえるときれいになるのですが、母は2階をもう使うこともないので
経費削減となりました。
タンス置きには、板場がある方が却ってよいかもしれません。

押入れ部分での補強はあまり目立ちません。
却って小綺麗になりました。
ついでに男子用トイレは、収納にしてもらいました。(右の写真)

1階は畳から板貼りに替えました。
すっかり洋室風になりました。
これから兄がコルクマットを敷き詰めます。
寒がりの母のために、床と壁には寒冷地仕様ほどの断熱材を入れたそうです。

窓は元々ダブルサッシにしていましたが、今回は内側をペアガラスにしました。
母の寒さ対策に兄はいろいろ考えたようです。

キッチンの窓もペアガラスにする気合の入れ方です。
もう料理はすることもない母ですが、キッチンも替えました。
なので、キッチンは、必要最低限のものです。

兄はいろいろとキッチンの配置を考えています。
冷蔵庫は小さめのものに替えるそうです。
へで的には、この場所を思い切って洗面、洗濯場にした方がいいと思ったのですが・・・
シンク下に足が入るようにし、座って歯磨き、洗髪、身繕いができ
汚れ物をお湯でバシャバシャ洗って、洗濯機にポイ、乾燥させる、とね。
兄はそこまでは思い切れなかったようです。( ̄∇ ̄)


父が人伝てに知った棟梁に建ててもらったこの家は古びてしまいましたが
ヒノキを使った柱が今でもきれいです。
塗り壁も丁寧な作業を物語っています。
小さなこの家の通し柱は6本あったそうです。

欄間は棟梁のプレゼントでした。
この2階で、へでは出産後しばらく過ごしました。
子供たちが幼い時にはよくお泊まりしたものです。
父と母の愛情をいっぱい受けた若い頃の思い出が詰まっています。


ついでに隣家との塀も補強しました。

日曜大工が趣味の兄は、母のベッド、机、手すり、縁台、テラス、倉庫、棚、靴箱・・・・と使い方に合わせて、いろいろなものを作っています。
また張り切っていろいろ作ることでしょう。
日曜大工だけでなく、野菜作り、庭作りが好きなところも亡き父によく似てきました。(^_^)

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