ヘデのおうちストーリー

旦那様はせっかちにも千の風となり、子育ても卒業したヘデが2015年10月に平屋を建て替えました。その成り行きと現在の生活雑記を綴ります。ブログ超初心者です。

ピッカピカの名古屋城本丸御殿(=^_^=)

へではお城が好きです。😍
天守閣も良いですが、石垣も好きです。😍これは江戸城天守閣の石垣です。

最も好きなのは、御殿です。😍😍😍😍
でも残念ながら、天守閣はどうにか保存、あるいは再建されても
御殿群は残っているものは限られているのですよね。
明治維新でお殿様が東京に移ると
残った建物は転用され、やがて新しい建物に建て替えられてしまいました。
御殿群を保存するほど、時代に余裕はありませんでした。:(T-T):
残っているもので有名なのは、二条城です。
徳川家の威信を示すために造っているので豪華です。
残念ながら写真が手元にありません。(^^;
一部ですが、川越城の本丸御殿も残っています。

ずっと気になっていたのが名古屋城の本丸御殿の再建です。
川越藩に比べて石高が遥かに大きくて、しかも御三家筆頭の尾張藩ですからね。
ずっと前に明治村に行って以来、名古屋はいつも新幹線で素通りしていました。
夏場は暑いし、年末年始には余裕がなくて・・・
この夏は元気を振り絞って行って来ました!
今回はそのレポートです。

金の鯱で有名な天守閣は、再建のために入場禁止でした。
外側を見るだけで、へで的には満足です。
石垣はちょっと期待ハズレでした。何となくです。(^.^;
いいんです。お目当ては本丸御殿なんですから・・・


さすが御三家ですね。

木曾ひのきをふんだんに使っています。
この日は猛暑で、砂利を踏んでいると熱中症になりそうでしたが、
日なたに突っ立って眺めました。物好きですね。
できたら、砂利ではなく、庭園も復元してほしいです。


中に入ります。

当たり前ですが、全部無垢です。(-^〇^-)
幅広の床板に感動です。敷居も美しい!金具もピッカピカ。
欄間のモザイクのような細工も木製です。ちょっとエキゾチックです。
天井の木組みもステキです。

建具には漆も使って、粋な感じです。


本丸御殿は、実際には将軍様が京に行くときに立ち寄るために使われ、
尾張のお殿様は別の御殿にお住まいだったそうです。
こんなところには、お殿様といえども気楽には暮らせませんよね。

日光東照宮の御殿版ですね。f^_^;
日中ではなく、夜、ロウソクの明かりに照らし出されると
きっと上品な豪勢さを醸し出すのだと思います。


ベルサイユ宮殿から離れてプチトリアノンで暮らしたがった
マリー=アントワネットをふと、思い出しました。

3代家光公の次に立ち寄ったのが14代家茂公だというのですから、
お殿様はずっと来るあてのない客人をもてなす御殿の管理人だったわけです。
御三家のつらいところですね。(^-^;


日本の文化財は古いものは古いまま保存することが多いです。
たまに朱を塗り替えた神社を見ると、違和感さえ覚えることがあります。
姫路城の外壁、瓦のリフォームでさえ、出来上がりに賛否があったそうです。
今回出来上がって間もなくの御殿を見て、
木の色、金具がこんなにも明るいのに驚きました。
荘重さには欠けますが、建物の若々しい息吹みたいなものが感じられました。
この建物が自然災害にはもちろん、戦災なんかに遭わないで
無事に歳月を重ねていって欲しいと切に願うへでです。


へでもへでやと共に歳を重ねていきたいものです。(^^*)

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