ヘデのおうちストーリー

旦那様はせっかちにも千の風となり、子育ても卒業したヘデが2015年10月に平屋を建て替えました。その成り行きと現在の生活雑記を綴ります。ブログ超初心者です。

終の棲家のお荷物

へでやは、義父の土地の上に建っています。
旧宅もそうでした。
旧宅の建つ前から一棟2世帯の借家が建っています。

東側には老婦人、西側には娘の同級生の幼なじみがお住まいです。
ところが一人暮らしは心配ということで、施設入居をご家族がお決めになり、
東側の老婦人は退去ということになりました。
出会えば挨拶やちょっとした世間話をしていて、お元気そうでしたが、
ご家族としては、火の不始末でもあれば、大変なことになると心配されたようです。
そこで、お引越し作業となります。
身の回りの必要な物を息子さんの車に積んだ後は業者の出番です。

3DKの細やかな借家ですが、荷物の処分はトラック4台分でした。
施設に持って行ける物は本当に限られます。
同じように施設にお世話になっている母は、家を維持したままにしています。
月に1、2度は2泊3日で家に戻って生活しています。
まだ施設にお世話になる数年前に虫が知らせたのか、
自分の妹に手伝ってもらって、かなり物を処分していました。
食器や客用寝具、衣服、アルバムなど自分たちで処分できる量でした。
家を完全に畳んでしまうということは、物の処分量が半端ではありませんね。
ご本人が立ち会っていたら、さぞお辛いことだったろうなと思います。
長年日々の生活で馴染んだ物が、バッサバッサと捨てられていくのですから。


でも人ごとではありませんよね。
へでやの中を見渡してみると、施設に持っていける物なんてほんのわずかなものです。
家具、電化製品はほぼ全てアウトですね。
服も夏、冬、合い物が数種類、下着だけです。
後は全て、同じようにトラックで処分場に運ばれちゃうんですよね。( ̄∀ ̄)
諸行無常です。


だからこそ、悔いのないように一日一日を大切に、
選んだ身の回りのものを可愛がっていかなくっちゃと思います。

借家用の倉庫が空いたので、
義父の許可を得て、へでのおんぼろママチャリを入れさせてもらいました。
今まで雨ざらしだったチャリにとっては、お家獲得!です。


引っ越しの様子を見られたご近所の方から、
一人住まいの母親を呼び寄せたいので、ぜひにと入居の申し込みがありました!
ザ・昭和の家なのに・・・・・^_^;
昨秋、外回りをリフォームした義父に先見の明があったと言えるのかもしれません。
でも、格安の家賃でリフォーム代金を取り戻せるのは、ずっとずっと先になりそうです。
道楽のような借家経営ですが、空き家にしておくよりはへでとしてはありがたいです。


へでのママチャリはまた雨ざらしの運命となります。^_^;

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