家電とおしゃべり

2022/02/06 04:58

へでやの家電がご老体揃いなことは、今まで書いてきました。

新しい物を買った方が省エネ仕様で、地球にも優しいとは思うのですが、
長年頑張ってくれている物を天寿を全うさせないでお払い箱にするのも気が引けて
そのままズルズル使っています。
へでや建て替えのときに住宅機器として設置された物とご老体たちは一応共存しています。
といっても新参者たちも６年を経過して、世間ではもう古顔ですよね。(^^;
その中で、存在を１番アピールしているのがコレです。

毎日使っているコンロです。
ガスコンロからIHコンロになり、お掃除が格段に簡単になってうれしいです。
標準仕様から追加料金を支払って、上のグレードにしたのは、
操作盤がフラットな方が掃除しやすいかなと思っただけです。
性能向上には何ら期待はしていませんでした。
当時は金銭感覚が少々おかしくなっていましたから、そんなに気にしませんでしたが、
正気に返った今では、結構な追加料金だったと思います。(^_-)
このコンロですが、誠にうるさいのです。

パネルで点滅するぐらいならまだいいのですが、しゃべるのです。(*^^*)
得意な言葉は
「オーブンが高温になっています。お手入れは・・・」
毎度毎度うるさいのです。
困るのは
「鍋の温度が正しく計れないため、ヒーターの加熱を止めました。
　取扱書の説明をご確認ください。」なんです。
ちょっとしたことでプーたれます。
勝手に加熱をストップさせるのです❗️
また、操作部に何かの拍子に物が置かれたとき、手が当たったときにもすかさず
「操作部に物が置かれています。取り除いてください。」とお叱りを受けます。
「イヤイヤ、ご主人様はへでです！黙ってお仕事しなさい！」
と思わず言い返したくなります。

これはムスメのところのコンロです。

決して新しい物ではなく、代々の居住者が使ってきた物です。
操作が２回で点火？できます。へでやのは３回必要です。
操作部やコンロ部分がどうなろうと黙々とお仕事をしてくれます。
換気扇も「常時」という選択があり、重宝しました。
へでやでは、お湯を沸かすだけでも
換気扇が連動して、張り切って暖かい室内の空気を吸い込んで放出しちゃいます。(￣￣)

音量を変えたりすることはできるのですが、
勝手に加熱を止めることをやめさせることはできないようですね。

取扱説明書を見ると、様々なお知らせ表示があります。
親切設計なんでしょうが、ちょっとしたことで、
「〜のため、ヒーターの加熱を止めました。取扱書の説明をご確認ください」
と説教されるわけです。

操作部は乾いたキレイな指で押さなければ、相手にしてもらえません。
しかも丁寧に、必要なキーをキチンと押さないとご機嫌を損ねます。

元々いい加減なへでがテレビを見ながらとか、急いでいる時とかのキッチン風景をご想像ください。
このお正月では、お雑煮を８人分作っている最中に、
「〜のため加熱を止めました。取扱書の・・・・。」を何度も言われ、
キッチンに一緒にいたムスコのお嫁サンに恥ずかしかったです。(T . T)

他にもおしゃべりなものはコレです。
LDKにある、ZEH仕様のエアコンです。
ZEHの補助金に目が眩んで購入した、なかなかの価格のエアコンです。

ONにすると毎度「運転を開始します。設定温度は標準より１度低いです。」
と高らかに宣誓します。
ずっと使っていると、いつの間にかお仕事をやめています。
設定温度に達したのでしょう。
やめるときには、なぜか黙ってやめます。
OFFにするとすかさず、「停止ボタンが押されました。運転を停止します。」
「フィルターの掃除に取りかかります」「内部クリーン運転をします」と言ってます。
そう言われると、何かドヤ顔を想像して言い返したくなるオトナげないへでです。(^.^)
洗面所や和室、寝室にある古いエアコンは黙々とへでの言うことだけを聞いて働きます。💮

文句は言いませんが、警告のランプが点灯するのがキッチンと浴室の換気扇です。