キッチン考・・・その変遷1
家を建てるにあたって、主婦の関心のNo.1はキッチンですよね。
水回りの使い勝手は日々の暮らしの最重要項目です。
旧宅のリフォームは子供部屋の増築、収納の確保を口実にしておりましたが
実際のへでの本音は使いやすいキッチンが欲しい!というものでした。
それまでのキッチンは大きな窓が西にあり、西日をもろに受けていました。
暑くて窓を開けると、風が入って来て、窓側にあるコンロの火を消してしまいます!
4畳程の正方形に近いキッチンに出入り口が4ヶ所もあるのですよ。
L字型にコンロ台、流し台、作業台を置くと、他のものを置くところが・・・
小さな冷蔵庫の上に電子レンジを置き、小さな小さな食器戸棚を置くのが精一杯でした。
その上、何とこの空間で4人が食事をとっていました。
例のバタフライワゴンを広げ、4脚重ねている丸椅子をワゴンの上から下ろしてです。
凄まじいですよね。
唯一良いところは、座ったところから何にでも手が届くことでした。
リフォームでお世話になったミサワの設計士兼監督さんは
「コックピットかヨットのキッチンみたい」と言っていました。(・∀・)
(へではどちらも見たことはありませんが・・・。)
フルタイムで働きながらの子育てには、理にかなう面もあったかと思いますが
子供が小学生になる頃になると、疲れて仕事から帰って調理をしていると
切ない気分になったものです。
「何のために頑張って仕事をしているのかな?」ってね。
独身時代の旦那サマが地元の大工さんに頼んで建てた家です。
主婦目線皆無の水回りでした。(ToT)
築10年足らずですから建て替えという選択肢はありません。
家のリフォームにも、旦那サマは懐疑的で説得にかなりの月日が必要でした。
リフォーム前の旧宅は、新婚夫婦、老後の夫婦の家モデルだったように思います。
長くなったので、ひとまずここまでで。