ヘデのおうちストーリー

旦那様はせっかちにも千の風となり、子育ても卒業したヘデが2015年10月に平屋を建て替えました。その成り行きと現在の生活雑記を綴ります。ブログ超初心者です。

お屋敷レポート②

お屋敷レポートの続きです。
久しぶりの遠出だったので、まだ余韻に浸っています。
第6波なんて来ないでほしいと切に願っています。
引き続き日常の感染対策はキチンとしていきたいものです。


旧前田家本邸は本当に大きいものです。

ご家族が居住した洋館と主に外国からの接客や行事に使われた和館に分かれます。
今回は和館をご紹介します。

案内図で見ると小さく見えますが、それは洋館や敷地が大きいからです。

客間、次の間なんて、畳の数を数えるだけで目が痛くなりました。(^.^)

お江戸の世なら、上段の間なんていうのも作っちゃったかもしれませんね。
へでなんて、庭先に通されただけで、村に帰って代々の誉れとして言い伝えそうです。
令和の世で、無料でウロウロさせていただき、ありがたいものです。(*^_^*)
丁度、分かりやすいパネルがあったので、ご覧ください。

板戸の絵は何と橋本雅邦の四季図だそうです。
歴史の教科書に載っていたあの「悲母観音」の作者ですよね。
本郷邸からわざわざ運んだそうです。
畳敷きの「入間」(縁側と座敷の間にある通路)に憧れちゃいます。
日差しを浴びてお昼寝したら気持ちいいでしょうね。
そんな風に使われたとは思えませんが・・・・f^_^;
板敷きの廊下の木組みもステキでした。

縁側から臨むお庭も立派でしたが、手入れも大変そうです。
この日も数人の方が手入れをされていました。
何事も造って終わりではなく、メンテナンスが必要なんですよね。
へでやの外周りでさえ手が回りかねるへでには、こうして見せていただくだけで十分です。


和館のすぐ横には茶室もありました。

外国からのお客様には、きっと珍しかったでしょう。
ちなみに茶室と小座敷は貸出しオッケーです。
小座敷といっても10畳もある床の間、広縁付きの立派なものです。
さらにいろいろな建物やしつらえがあり、賓客をもてなしたのですね。

もう、一個人の邸宅というよりも迎賓館です。


これで終わればいいものを、やっぱりへでは水回りに興味があります。
残念ながら厨房は非公開でした。
たぶん、現代的にリフォームして、職員の方が使われているのでしょう。
浴室は、建設途中から2階に作られたそうです。
木造家屋の2階に浴室なんて、当時としては画期的なんじゃないでしょうか?

残念ながら、ガイドツアー時のみの公開でした。(T . T)
1階のトイレだけは見学可能というか、現役でした。
さすがに外見は往時の格調が偲ばれました。

もちろん内部は、最新式でした。^ ^


今回は、パンフレットの写真や邸内のパネルをたくさん借用させていただきました。
やっぱりプロの方のお仕事は素晴らしいですね。
ちゃっかり屋のへでです。ありがとうございました。🙇‍♀️


次回はいよいよ洋館です。
また、お付き合いください。(^ν^)

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