エネファームへのゴタク
エネファームを設置する経緯を今となってははっきり思い出せないのですよね。&
旧宅はプロパンガスだったため、都市ガスに比べて割高感がありました。
キッチンはIHにする予定だったので、別段ガスに固執していたわけではありません。
ZEH申請絡みで取り付けることになったのかな?
へではエネファームなんてものには、全く知識ゼロで
「ガスで電気を作る」なんて言われても「へぇぇ・・・。」という反応だけです。
「環境にやさしいもので、国からも補助金が出ています。」
「そうですか・・・。」
ダメですね。もっと勉強しなくっちゃ・・・。
気がついたら、エネファーム設置は既定路線でした。
エネファーム代金が、140万円。都市ガス配管工事が40万円。
大きな金額ですよね。改めてびっくり!!w(゚o゚)w
国からのエネファーム補助金が30万円。
積水ハウスさんからの補助金が40万円。
ZEHの補助金が130万円。(でも高性能のエアコンやHEMS設置が必要でした。)
床暖房(LDK・寝室・洗面所・トイレ)サービス14万円。
どう見ても、お高い買い物ですよね~
補助金を出さないと導入されにくい機器は、やっぱり問題があるわけです。
そして住みはじめて半年余り。
エネファーム君は、やっぱり厄介者です。
一人暮らしの節約家(渋ちん)のオバサンの家では、エネファーム君は、活躍できないのです。
貯湯がないのに、発電してくれないことも珍しくありません。
発電していても、電気使用量が少ないため稼働率が小さく、お湯が十分作れません。
今日は休みで、住民が在宅なので頑張れそうと思ったエネファーム君は朝から晩まで働いていますが
へでが家にいても、この時期そんなに電気を使いませんよね。
0.15kwがせいぜいです。
でもこれではお風呂に使える湯が不足するので、今日はエネファーム君を応援するつもりで
換気扇とテレビ、家中の照明をつけてみました。0.3kwです。
エネファーム君のフル稼働0.75kwまだ及びません。
エアコン3台をドライ運転しました。これでやっと0.5kwです。
もちろん、IHや電子レンジ、食洗機を使えば、0.75kwを遥かに越えますが
そんなに長い間使わないし、越え分がとてつもなく大きくて赤字です。
エネファーム君を応援しながらバカバカしくなりました。
本末転倒ですよね。
しかもW発電にすると、電力買い取り価格がガクッと下がるのですよね。
そんなこと、誰も教えてくれませんでした。
へでの地域のガス会社は、その補填もしてくれません。
頑張っている太陽光発電チャンの足を引っ張っているエネファーム君・・・。
先月届いたガス会社のパンフレットの謳い文句
🎵エネファームでエコエコキャンペーン開催中!!
🎵家で使う電気の5割をエネファームが発電!!
!がご丁寧に2つずつ付いていました。
そしてオススメ度チェックシートというのが付いていました。
家族の人数、毎月のガス料金、家電製品の所有数、お風呂の入り方、日中在宅人数の項目全てで
へでやは最低点でした。
「あなたの家はエネファームの採用効果は低いかもしれません。」
という控え目なコメントに行き着きました。
エコファースト企業の積水ハウスさんはエネファーム導入に積極的なのかもしれませんが
平日フルタイム勤務の一人暮らしの渋ちんのオバサンが住むへでやには無用のものでした。
10年後はエコジョーズだけで十分です。
災害の時にいち早く復旧するのは電気ですよね。
床暖房の立ち上がりが少しくらい遅くても、
浴室暖房乾燥がそんなに強力でなくても、
オール電化にしておけばよかったとしみじみ思うへでです。