ヘデのおうちストーリー

旦那様はせっかちにも千の風となり、子育ても卒業したヘデが2015年10月に平屋を建て替えました。その成り行きと現在の生活雑記を綴ります。ブログ超初心者です。

東洋文庫と六義園へ

今回もまた、ムスメのところからのお出かけ記事です。
(もうとっくに帰って来ているのですが・・・・f^_^;)
気候は良いし、都会には見るところが多く、交通の便がまた良いですね。
今回は、ここです。
ムスメが無料券をいただいて帰ったので、東洋文庫ミュージアムに行っていきました。

もちろん初めてです。名前も初めて知りました。
何でもその母体は、三菱財閥の岩崎久彌氏が設立した東洋学研究図書館だそうです。
久彌氏が集めた24,000点ものモリソン文庫を始め、
内外の貴重な東アジアの絵画、書籍100万冊が収められています。

門外漢のへでには猫に小判ではありますが、書架や建物だけでも見る価値はありました。
建物の設計は三菱地所で、グッドデザイン賞を受賞しているそうです。

この通路なんて、思わず足がすくみました。(°_°)
展示では、教科書でも見た解体新書に思わず、おー❣️でした。

写真撮影は何でもオッケーという太っ腹ぶりでした。
保存状態を維持するために、展示は1ヶ月で入れ替えをしているんだそうです。
有名なものは、こうした機器で詳しく見ることができます。

国宝が5点、重要文化財が1点もあるのですね。
説明が分かりやすく、画像が美しくて拡大もできるので、次々と開いて見ちゃいました。
モリソン文庫の書架を見るだけで終わるかなと思っていたのに、
意外と長い時間楽しむことができました。^_^


せっかく来たのだからと、そばにある六義園にも寄りました。

ここも後に明治になって、三菱財閥の所有になっていたのですね。
さりげなく26,000坪だなんて・・・・・(*_*)
大名庭園だけでなく、周りの大名諸家の邸宅地もまとめて購入したんだそうです。
明治維新の激動の時代とは言え、豪気なものですね。
まぁ、荒廃したところを切り刻んで転売されてしまうところを救ったとも言えます。
日本庭園なのに、なぜ周りをレンガの洋風の塀があるのかなと不思議に思いましたが、
この庭園の周りにも指定文化財から外れた建物や土地があったので、管理上塀を築いたそうです。

これはこれで、当時はモダンだったのでしょうね。
常連の方も多いみたいで、年間パスポートで入場している方もちらほら見ました。

300年ほど前の姿を残しつつ時代時代で整備されていき、多くの人を癒やしています。
こんな都会でこれだけの土地を維持管理しているなんてすごいものです。
東京には、市街地のほんの近くに様々な公園があります。
東京の底力ですね。すばらしいことだと思います。
中途半端な地方よりも余程自然が身近に感じられます。羨ましいです。


ではまた。(^◇^)

×

非ログインユーザーとして返信する