晩秋の奈良旅
師走に入りましたね。
豊作だった渋カキをようやく一つだけ取って、窓辺に置いて渋抜きしています。
渋が抜けたら、無糖ヨーグルトにジャム代わりに入れると結構おいしいです。
でも高いところの実を採るのには、なかなかのわざが必要です。無理は禁物です。
先週、奈良に3泊4日で行ってきました。
去年同様、今年もムスメの出張に同伴です。
当然ながら現地集合、現地解散、完全別行動です。
去年よりひと月ほど遅いので、日照時間が短くなりましたが、紅葉は真っ盛りでした。
初日は、お決まりの興福寺、東大寺周りを散策しました。
正倉院展以外はいつも素通りの国立博物館も、じっくり見ることができました。
この日は、18,000歩あまり歩きました。
2日目はやっぱり飛鳥です。
電動自転車を借りて、出陣❣️です。
結構起伏のあるところなので、電動自転車は必須です。
昨年も行ったキトラ古墳隣接の「四神の館」は、国営博物館なので無料なのですが、
見応え十分で1時間半もいました。
明日香全体が保存地域で美しく整備されていますが、この辺りは公園としても整備されています。
有名どころだけでなく板蓋宮跡、水落遺跡、入鹿首塚、中尾山古墳、橘寺、河原寺跡とかも回りました。
こんなんじゃ、誰も付き合ってはくれませんよね。💦💦💦
飛鳥京跡苑池(この名前だけでマニアック(^^;))の近くでは、丁度発掘されていました。
翌日が現地説明会開催ということでした。
まだまだ、新しい情報がザクザク出てくる飛鳥京です。
何度も来ているのに相変わらずの方向音痴のへでです。
しかし今回はスマホのナビが心強い味方でした。
でもね、車、電車、徒歩用のナビしかなくて、自転車用のナビはないのです。( ̄^ ̄)
大概はこれで十分なのですが、高松塚古墳周辺の小高いところから、下に降りれなくて困りました。
ナビがお勧めする道には必ず階段があるのです。かといって大回りするのもイヤです。
ぐるぐる回って、とうとう諦めて電動自転車を抱きしめて降りました。
人には見せれない姿です。人がいなくて幸いでした。(^_^*)
自転車を使ったにもかかわらず、この日は13,000歩でした。
3日目は、覚悟を決めて平城宮跡です。
ここも何度か来ていますが、とにかく広いので、いつも心を残して帰っていました。
縮尺図を見ると、その広さをお分かりいただけますよね。
平城宮には第一次大極殿と第二次大極殿があるのです。
聖武天皇は平城宮→恭仁京→難波宮→紫香楽宮→平城京と京を移しているのです。
いろいろ事情があるとは思いますが、渋チンのへでには理解不能です。
今回はその第二次の方を重点的に回ってみました。
と言っても気まぐれで、全く効率無視の回り方でした。(^.^)
こちらは、建物の復元はなくて、基壇や土盛り、礎石、樹木で建物の位置を示しています。
建物の復元を続けている第一次に比べて誠に殺風景ですが、想像をたくましくできます。
唯一復元されている庭園跡と推定宮内省、遺構をそのまま展示している遺構展示館、
建物跡を礎石と木で示している推定大膳職は、広い敷地の端の方にあります。
外を歩き回る前後は、平城宮跡資料館と平城宮いざなぎ館でお勉強です。
平城宮跡歴史公園は、国営でどこも無料です。💮
お家がやっぱり好きなへでは、奈良時代のお部屋にも興味津々。
へでには無縁の上層階級のお方の邸宅内やお役所ですが・・・・(^^;;
こちらはへでに少しは近いかな。
平城宮のにお勤めのお役人には給食が支給されていたそうです。
これらの材料はへでのご先祖たちが税として、京まで運んだモノです。
ご先祖サマ、よくぞ行き倒れにならないで頑張りましたねと思わずにはいられません。
お役人にも、格差が大きいです。今も昔も大変ですね。
ちょっと遊んで木簡作り。
「へで」って万葉仮名だと「幣堤」なるのですね。(^^)
結局この日は、この後、西大寺と元興寺にサラリと行っただけで終わりました。
思い残すことなく平城京を堪能しました。28,000歩程歩きました。
最終日です。
吉城園、入江泰吉旧居、戒壇堂、二月堂、三月堂辺りを回った後に若草山に行きました。
そして、つい入山してしまいました。気づくと人の流れに沿って登っていました。(-_-)
1時間かけて登り、また降りました。
この日は20,000歩余りでしたが、坂道、階段の登り降りで一番キツかったです。
近頃はどこに行っても、もう来ることはないかもしれないと、ついつい欲張ってしまいます。
今回も1人をいいことに、諸所をうろつき回りました。
案の定、帰宅後1週間近く筋肉痛でした。歳を考えないといけませんよね。💦💦💦
こんなマニアックな旅行記を最後までご覧いただきありがとうございました。m(__)m
ではまた。(^O^)