実はブルーだった3月(*^^*)
「花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは」と、かの兼好法師もおっしゃいました。
近くのお寺さんで、サクラの花びらの絨毯を見ました。息を呑む美しさでした。*\(^o^)/*
さて、人間ドックの無慈悲な結果が届いたのは、2月下旬のことでした。
サクラのように潔く散る覚悟は、未だできていないへでです。💦💦💦
こんな風に書かれるとなぜか、知らぬうちに病魔に冒されている感じがしてきますよね。
しかもD2が2つもあるのです‼️
オールAなんて、若い頃から見果てぬ夢と思っていました。
でも、この惨状は予想していませんでした。T^T
今回はオプションで、腫瘍マーカーを5つお願いしていました。
マーカーでは異常なしなのに、5つの部位のうち2つが要精密検査となりました。
なかなかのもんでしょ。。。。( ̄^ ̄)
とりあえず人間ドックをした健診センターの本体の病院に予約を入れて、1週間後に受診。
1週間後に大腸内視鏡検査の予約、その2週間後にMRI検査の予約、次の1週間後に結果。
パッパと検査・結果発表というわけにはいかないところが切ないものです。
3月は、病院通いということになってしまいました。(T_T)
先ずは、大腸の内視鏡検査です。ずいぶん前にしたことはあります。
あの検査用の水薬を飲むのが、いささか苦しかったことを覚えています。
今回は、まるでスポーツ飲料のようでした。
当日の朝は、絶食だったので、美味しくゴクゴクといただきました。😋
検査前日の昼食、夕食とはレトルト食品のみ、晩に飲み薬が処方されていました。
絶対マズイ、お腹の足しにはならないと思っていましたが、意外と美味しかったです。😋
食間も空腹感はなかったです。
進歩しているものですね。💮💮💮💮💮
さて、検査は夕方ですが、朝から病院へ。病棟の方に行きました。
検査中に怪しいものがあったら、切除してそのまま入院です。入院準備の荷物持参です。
これが病室です。
そこらのお安いビジネスホテルよりもきれいで、広いです。部屋の鍵まで渡されました。
トイレ、シャワールームだけは唯一病院色満載で、置かれた境遇を思い知りました。f^_^;
その後はひたすら水薬を飲み、トイレに通いました。
(合間に英会話のお勉強やなんちゃって筋トレ、ネットサーフィンを楽しみました。^ ^)
人間、何か取り柄のあるもので、腸が早くきれいになったとかで、順番が早くなりました。
大きな痛みもなく、20分ほどで検査終了。無罪放免となりました。✨✨
そして、さらに待つこと2週間。この2週間は精神的に正直キツかったです。
気分転換にムスメのところに行き、家政婦生活に勤しみました。ムスメに感謝です。
ようやくMRI検査の日となりました。
内視鏡検査と違って朝食を抜くだけで、20分ほどで終了。
それから1週間がまた長いのですよね。
造影剤を入れなかったとムスメに言うと、なら多分大丈夫と言われました。
そういった知識のあるムスメなので、信頼度はあります。
でも、この病気で3年前に1年間の闘病で亡くなった同い年の従姉妹のことを思うと・・・
イヤイヤ、病気を告知された20数年前の時より、もう懸念事項はないと開き直ったり。
ムスメは帰省して一緒に病院に行こうかと言ってくれましたが、
20数年前にも1人で結果を聞きに行き、手術を受け入れたんだからと断りました。
病院に行って待合室で待っている間、不思議と落ち着いていました。
診察室に呼ばれて説明を聞くときも、人ごとのような気分でした。
結果は異常なしだけれど、まぁ、毎年人間ドックを受けるようにと言われました。
会計の時に子どもたちにメールをし、義母に電話しました。
いつも既読になかなかならない子どもたちも、
耳が遠くて電話に出ないことが多い義母もすぐに応じてくれました。
「昨晩は眠れなかった」とムスコ。ホントか⁇(*^^*)
ということで、今年のサクラはことの外、待ち遠しく、美しく感じました。
「人はただ無常の身に迫りぬる事を心にひしとかけて、つかの間も忘るまじきなり。」
兼好法師のこの言葉が身に沁みました。
ではまた。(^_^)