ヘデのおうちストーリー

旦那様はせっかちにも千の風となり、子育ても卒業したヘデが2015年10月に平屋を建て替えました。その成り行きと現在の生活雑記を綴ります。ブログ超初心者です。

積水ハウスさんの奮戦💦💦💦

こんばんは、へでです。

満開の桜も盛りを過ぎようとしています。

短い間を精一杯華やかに咲くからこそ、いとおしいのでしょうね。

通勤時に通り過ぎる桜を見ては、時の流れを感じます。


さてさて、へでやが建つはずの土地にある石積みを巡っての

市役所との攻防戦の始まりです。

パナホームさんが出した建築申請を切り捨てた市役所を

うまく丸め込むことができるのか???

ひとえに積水ハウスさんの営業氏にかかっています。


前回お話したように落としどころは、

1  石積みを作ったのは法令施行前である。

2  石積みの上に作った擁壁の高さにまで更に盛ったかさ上げ地面をどうにかする。

3 万一の時には市役所に責任を押し付けない。

以上を踏まえて営業氏は、作戦を練ったようです。

また、HMだけが陳情に行くより納税者自身が出向く方が好感がもたれるとか・・・。


へでは4月の上旬に2回、営業氏と待ち合わせて市役所に行きました。

新年度のねこの手も借りたいくらい忙しい時期にね。

・・・人間やればできるものです。

勤続30うん年目の快挙です!(^.^;

始めはけんもほろろの担当者に勇気を絞り出して

へでなりに、しおらしく、そして厚かましく応戦しました。


また、石積みが作られた年が推定できる写真を捜したり、

義父母や義弟の記憶を掘り起こしたりもしました。


営業氏は担当者と丁々発止と渡り合いながら

いろいろな書類を作成し、市役所に足繁く通われたみたいです。




そして、奮闘努力の末、市役所での再審査に持ち込んで見事に許可を得ることができました!🎊🎊🎊🎊🎊🎊🎊🎊


さすが積水ハウスさん!!💮💮💮💮💮

へでが見込んだだけはあります。


「つきましては是非とも契約は弊社で!!」・・・・・・

・・・・・・そうなりますよね。


しかし、へでだってダテに馬齢を重ねて来たわけではありません。

まだへでには、パナホームさんという持ち駒があるのです。


丸め込んで?建築中(* ̄∇ ̄*)

市役所の言い分

こんばんは、へでです。

昨晩は送別会でした。

そしてまた明日からお仕事。ふうぅぅ・・・。

頑張らなきゃいけませんね。(^-^)/


へでや建設を暗礁に乗り上げさせた市役所の言い分

・石積みがぼろい。

・石積みの上に擁壁を載せ、地上げをしている。

・規制に合致していない。


大雑把に言えばこんな感じです。

パナホームさんの営業氏が出した建築許可申請書は

ばっさり切られてしまいました。


もしも大地震が来て、石積み、擁壁が崩れたら

許可を出した市の責任になるでしょうが!です。

その上に建つ家に住むへでの身を心配してくれているわけではないのです。(T_T)


対するへでの言い分

・我が家が新築する申請を出した当時、

 規制に合致していないのに許可を出したのはだあれ?→市役所さんです。


すると「当時は法令に対してゆるかったのです。」というご返事。

こんなん、ありですか?

あの当時、許可を出してくれていなかったら、

別の場所に我が家を建てたはずです。


確かにぼろいですね・・・。


石積みは旦那様の祖父が建設業者に頼んで作りました。

・法令発令前に石積みを作っていたのならセーフ?

・擁壁のところの地上げをどうにかしたら許してくれる?

・いざという時、責任を市に被せないなら気にしない?

落としどころはこんなところみたいです。


2社がてんでに交渉するのはまずそうです。

共に力を合わせて?・・・それは無理でしょうね。(*_*)

では、どちらに?


すでに1度申請を却下された直球勝負のパナホームさんの営業氏よりも

硬軟織り交ぜた勝負に強そうな積水ハウスの営業氏に交渉を依頼しました。

この時点でへでや建築に積水ハウスさんが王手をかけたわけです。

でも許可が出なければ、へでは建て替えをしません!

3社の対応

石積みの件で、市役所からクレームがかかり、暗礁に乗り上げたへでや建設。

クレームを直接受け取ったのはパナホームさんでしたが、

住友林業さんも積水ハウスさんもいずれは解決しないといけないとの認識はあったそうです。

営業のお仕事って守備範囲が広いのですね。

展示場で張り込んで?顧客をゲットするだけだと思っていた世間知らずのへででした。

法規制など諸々のことを確認したり、調べたり、談判したり・・・。

本当にすごいですね。(+_+)


[住友林業さん]

申し込み金を支払うことを拒んだままのへで。

ちょこちょこ、勧誘のお言葉がありましたが、

諦められたのか、年が明けた頃からは、口に出されないようになりました。(ゴメンナサイ)

だからとにかく成約して、その後じっくりと対応するというのが基本姿勢でした。

「何とかなりますよ。何とかしてみせます!」とにこやかに、自信たっぷりに。

お人柄から察して、虚勢ではないと思いました。

だから市役所対応は当面なしです。・・・


[積水ハウスさん]

早い時期に一度市役所に行かれて、担当者と接触はもっていたそうです。

それほどの危機感はなくて、

成約後に図面を持って行って交渉すれば何とかなると踏んでおられたようです。

パナホームさんの市役所対応を「下手にヤブを突っついた」と

舌打ち(紳士ですから、へでの前ではもちろんされるわけありません)している感じでした。


[パナホームさん]

後発のパナホームさんは、我が家を見た後、早い段階で市役所に行かれたそうです。

金額見積もりに石積みやり直しが含まれるのと含まれないのとでは

金額が大きく変わってきますし、

成約後にへでが石積みやり直しに嫌気がさして解約(十二分にその可能性はあります!)となったら

その事後処理が大変だから、まず石積み問題を処理することが大前提。


以上がパナホームさんが市役所からのクレームを受けた時点での3社の立ち位置でした。


へではどうしたらよいのでしょう!


この時点で、申し訳ないのですが、住友林業さんを諦めました。

申込み金も支払わず、更に市役所対応をお願いするのはさすがに気が引けます。

本当にごめんなさいです。


営業氏をへでなりに比較してみました。

どちらも人間的にはすばらしい方です。(もちろん住友林業さんも)

しかしパナホームさんの営業氏はどちらかと言えば直球勝負

積水ハウスさんの営業氏は、変化球を織り交ぜての勝負

そんな印象を受けました。


住友林業さんの営業氏にお断りの電話を入れました。

残念そうでしたが、極めて紳士的な対応をしてくださり、へでは恐縮するばかりでした。

「市役所対応はきっとうまくいきますよ。」と最後に励ましてくださいました。